焼きそばうえだ 著作:さくらももこ 集英社文庫 ジャンル:エッセイ(実話)

皆さんに質問です。
自身が読んで楽しかったと思った本が、レビューで評価悪かった出来事はありますか?
さくらももこさんが書かれたエッセイ(?)「やきそばうえだ」は、まさにそんなことになっており、私自身も複雑な心境でした。
しかし、一番複雑な心境になったのは、皆に勧められてバリ島に「やきそばうえだ」をオープンさせた植田さんかもしれません。

あらすじ


さくらももこさんをはじめ、気の合う仲間数名で、ただただおしゃべりをする「男子の会」の中にひと際冴えない「植田さん」がおり、植田さんをいじって遊んでいる会話中に「バリでヤキソバ屋でも開いたほうが幸せかもね」の会話からすべては始まった。いや、始まってしまった。

そこから30%程度の調査と計画でバリ島に出向き、最終的には本当に作ってしまった珍道劇。

焼きそばの作り方の研究や、物件交渉、スタッフへのレッスン等、計画性30%なので、勿論現地で数々の難題が立ちはだかるが、ゆる~く頑張って解決したり、奇跡が起こって好転したり、最後までゆる~く行動していく学園祭の様な話しで、なんだかこちらまで楽しくなる実話です。
しかし、行動すると何かあるんだなと思わせてくれます。

個人の感想ですが、さくらももこさんの生き方は、自分の歩幅で歩いている様に見えて憧れます。

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やきそばうえだをOPENすることになった冴えない植田さん


読書後の感想

賛否両論大きく分かれている作品ではありますが、個人的には次の点が羨ましいと思いました。
・「中の良い人と適当に集まり、集まらなかったりして、どうでも良い話しをして笑う」
・「遊びの妄想を現実にする」
・「友人と旅をして、友人の知らなかった一面を知るが、別にそれもどうでも良い。」
・「友人の嫌な一面を見るかもしれないけど、それはそれで関係は特に変わらない。」

きっと友人とは、良い面も悪い面を見ても幻滅せず、かといって見直すこともなく、自然な関係で居られる人間関係のことかもしれませんね。

大分脱力して、物事を遠くから覚めた目で客観的に見ているさくらももこの生き方と人間関係が羨ましいなと思いました。

レビューで書かれている「人を小バカにして最悪なエッセイだ!」とは思いませんでした。
なんなら機内で声をだして笑ってしまいました。

印象に残った場面

バリ島で、困った時に救世主が現れるシーンです。
海外には、本当にこのエッセイに出て来る、何をしているかわからないけど、自由に生きている救世主の様な人が居たりするのです。


やはり行動すると何かあるのが人生ですね!

これから読む方へ

現代にストレスを感じて脱力したい方に読んで頂きたいです。
さくらももこの遠くから冷めた目で現実を見ながら、脱力して生きる生き方を読むと、何だか癒えてきます。
しかし、レビューの通り、最悪だ!と苛立つ方は、無理して最後まで読まず、途中で本を閉じて古本屋に売りに行きましょう。

レビュー10選(大きく評価が分かれる様です)

  1. くだらなさの最高傑作。
    くだらないのに、普通の人たちじゃ妄想で終わることを実現することのすごさ。男子の会に入りたいような、入りたくないような…。みんな稼いでるんだから、誰か一人でも「えーもうちょっといいもの買おうよ」などと言い出しても良さそうなのに「植田さんだからこれでいいだろう」という感覚が好きです。
  2. 私も本当は星1個もつけたくないのですが、
    ま、題名からして「ん〜」という感じだったのですが、勢いで購入しました!
    が・・・やはり予想通り、全く面白くない。この本出さない方が良かったと思うのですが、さくらももこ先生は後悔していないのかな??
    だって内容があまりにも酷いっ酷すぎる!!なんか人を見下してるし上から目線だし、読んでて多少イラッとしましたしね!!
    まるで自分だけが正しい、自分だけが偉いような書き方ですもん。これ本当にさくら先生の本なのかな?物凄いショックで読み終えました。
  3. 評価が分かれていますが、エッセイモードのさくらももこさん好きなら楽しめます。
  4. 評判の悪さが興味をそそったので読んでみました。
    でも予想を裏切り普通に面白かったし、植田さんのどうしようもない感じを表現する言葉にはユーモアの中に愛が感じられた。なんであんなにバッシング受けなきゃいけないのか謎でしかない。
    お金やゴージャスなホテルについてのくだりも殊更いやらしさはなくサラッと正直に書いているし、さくらももこさんは昔となんら変わってないと再確認した作品でした。
  5. さくらももこの本はそれなりに読んでいて、読みやすく面白い本が多かったので今回古本で安かったのでレビュー等は見ずに買ってみたけど、これは酷い!
    常に人を小バカにし、貧乏人を見下したような文章で特に笑いも無いまま最後まで話は進みます!作者は今流行りの毒舌キャラに変更したいのでしょうか?
    笑いや共感の無い毒は人を不快にさせるだけです。
  6. 最近の作品は本当に笑えないんです。作者とは同い年で感覚もそれほど変わらないと思っていたのですが・・・
    子供の猪突猛進 波乱ぶり、人に迷惑をかけて知らん振り、散財状態をネタに本を書いているようですが、どうしても笑えないんです。。笑いたいと思い、やきそばも読んでみました。 
    自分の感覚がおばさんになってしまったのかしら? こういう人を卑下したような馬鹿にしたネタが、最近の若い方の笑うツボなのか?とも思ってもみました。
  7. 世の中狂ってるの?という感じ。人を馬鹿にするのではなく、自分自身を笑いに転じていたさくらももこの姿はもうありません。コアなファンでもこれを名作というなら人でなしと言われる事を覚悟した方がいいです。カク千賀子を連れていき、PRADAの商品を買い漁り息子に宝石を買い与え、(またこれがドラ息子)今度は人の人生を踏みにじる…。一時でもファンだった事が悔やまれますね。決してアンチではなかったのです。今の彼女は勘違いした漫画家もどきです。最低。
  8. 大変な評価の本作ですね。でも、誰かに実害を及ぼす気は最初からサラサラ無く、仲間内でじゃれつつ単に遊んでいるだけなのだから目くじらを立てることはないんじゃ・・。
    さくらさんが東南アジアを見下してるようにも思えませんし。収入や環境の変化で全く変わらない方もいらっしゃるでしょうが、さくらさんの変化はごくごく自然なものだし、色々聞かせてもらって面白いなあ、と感じています。
  9. 正規の値段で買うに値しません。以前から「私、こんなことで大金使っちゃったの。おもしろいでしょ?」と、笑いをお金で取ろうという感じが見えていましたが、読後感はとにかく「疲れた」。古本屋で買うくらいでちょうどいいのではないでしょうか。帯に「爆笑」って入れるの、もうやめませんか。少しも笑えないです。
  10. 最近のさくらももこさん、お金の使い方を自慢してみたり、人を馬鹿にしたり、ちょっと人格を疑ってしまうようなところが多々あったりしますが、やっぱりバカバカしくて、面白いなと思ってしまいます。
    もちろんいい意味で…です。

ココナラでイラストを発注
「起業の星」講談社文庫 作者:江波戸哲夫
社員をリストラしたことに責任を抱き、自分も退職して1から出直そうとする父と、会社に馴染めず会社に属さずに友人と自分達の会社を起業することを目指す息子の物語り。 我々が生きている時代は、いつも様々な世代がミックスして生活している。 これから起業や就職を考える方。 将来に不安を抱える方々に勇気をくれる一冊です。 あなたの人生はあなたの物だ!
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