もういちど生まれる 著:朝井リョウ 幻冬舎

1989年生まれの作者 朝井リョウ
同世代の書く本はどんな感じだろうと思い手に取った一冊でした。

どの年代でも悩みの1つや2つがあり、その人にとってそれはとても申告な悩みや苦悩。
どの年代でも嬉しいことや楽しみにしていることの1つや2つがあり、その人にとってそれは待ちきれない程心が躍る事柄。

「バスの中で気になる人が1人挟んだ横に座っているので、その人ばかり気になってしまう。」

「好きな人からのLINEにすぐに返信したら好きとバレてしまうかも。」等、自分も経験していたハズなのに、忘れかけていた感情を思い出させてくれる1冊でした。

アヒル
アヒル

自分は「大人になっても大切な事を忘れないぞ」と思っていましたが、それでも若かりし頃に素直に思ったことや考えたこと等、甘酸っぱい大切な事柄を大分忘れていたことに気づかされました。

思った以上に自分は過去の自分を置き去りにしていたのかもしれません。
あなたはどうですか?

読者のレビュー 10選

  1. 10代ならではの葛藤や不安などが直に伝わり、とても良い小説であった。
    「気分を盛り上げるためにお酒を飲むようになったのは、いつからだったろう。」と言う言葉が響いた。高校生の無邪気な頃を尊く思えた。とにかく読んでほしい。
  2. 朝井リョウ作品を追いたい人は「桐島〜」から順当に読めばいいでしょう。
    時間のない人や大学生は、ぜひとも本作を手にとって執筆当時、大学生だった朝井リョウの感性と会話するような気持ちで読んでみると、大学生である自分を客観的にみるいい機会かもしれません。
  3. もがく若者をテーマにした5編の連作短編小説。
    何か確かなものを得たくて、でも、得られない現代の若者の閉塞感を描いている。
  4. 私は大学を出ておらず、学歴コンプレックス抱えた高卒の僕からしたら(へぇ、大学ってこんな感じかぁ)と何か置いていかれる感じがした。
    読み進めるにつれ、この登場人物が抱えている劣等感や自意識や学生特有の人間関係など、キラキラしたキャンパスライフの裏側の描写があり、学生時代を振り返るとき見つめたくない部分を変に美化せず隠さず書いていたので、自然とこの小説に心が開けました。
  5. 内容的には絶対おもしろいから!と言える程ではありません何処にでもある青春群像劇で正直小説としてはインパクトに掛けていてイマイチ入り込まなかったです。
    しかし独特の比喩表現は読んでてすごくこの作品に合っていてよかったです。
    たぶん僕が10年経って30歳になったらもっと評価は上がると思う。
    同じ20歳を生きてる人が読んでもイマイチ共感出来ないかも。
  6. 大学生、予備校生、美大生、ダンサーなど20歳前後の若者がどんな悩みを抱えながら生きているのかとても丁寧に書かれている。
  7. 文章自体は非常に読みやすく読書に慣れていない人でもすぐに読めてしまうだろう。
    読みやすいがゆえに共感を生みやすく、学生の頃こんな冗談言ってたな、懐かしいな、という気分になる。
    だが、ゆるゆるとした文章の中に作者が、ここぞとばかりに言いたいことを入れてくる。
  8. “大学生版・桐島”と表現しているレビューは的を射ていると思えました。20歳前後の子どもでも大人でもない人間。その懊悩を等身大で表現しているのは他作品に同じく、よくここまで書けるなぁ、と感心します。
  9. 読後感はあまり良くない。若者たちのリアルな感情をいやらしい程上手く書いているのは評価できる。しかし、読んでいて重い感情ばかりが表出してきて、物語の展開がつまらないものになっていると感じた。また朝井リョウ作品は食事シーンで登場人物の気持ちを表現するのが上手いなと思った。
  10. 朝井 リョウは、『桐島、部活やめるってよ』『チア男子!』『星やどりの声』に続く4冊目のレビュー。
    デビュー作『桐島、部活やめるってよ』は、キャッチーなタイトルが何より秀逸であったし、軽妙な会話を通じて見事に高校生の“今”を切りとってはいたものの、そのテーマの浅薄さゆえに決して共感できない内容であった。

  11. スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
    「何者」 著者:朝井リョウ(新潮文庫)レビュー 直木賞受賞作
    多くの人が人生で経験する青春ストーリー。 直木賞受賞作『何者』は、中々内定を貰えない就職活動学生達が過ごす時間の中で、自身や他人に葛藤するストーリー。 ある時、仲間の1人が内定を貰ったことをきっかけに、喜びや嫉妬、不安等の様々な感情が入交り、仲間の関係に変化が起こります。 果たして自分は「何者なのか?」と自問自答する若者の姿を書いた作品です。 もう一度あの時の自分を生きている気が出来る内容です。


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